白馬山麓-狩人

悲しみに陽が当れば

銀色に山が輝きはじめる

淋しさを踏みしめれば

さくさくと雪が音を立てます

生きてゆくことは 何本もの分かれ道

雪に落とした手袋は

鮮やかいろの さよならのようさ

君を追って駆け出すように

白い馬描き出して山が光る

白馬山麓凍てつく

胸に短い夢のつづきがよぎる

たそがれに身をさらせば

山小屋に遠くあかりがともるよ

泣き笑いくりかえして

誰かが 今日もそっと生きてる

青春の日々は気がつかない落し物

なくしちまったそのときに

どれほど愛していたかがわかる

俺を拒むあの山肌が

白い馬描き出せば春は近い

白馬山麓 雪解け水は

心の中をつたって落ちる

青春の日々は気がつかない落し物

なくしちまったそのときに

どれほど愛していたかがわかる

俺を拒むあの山肌が

白い馬描き出せば春は近い

白馬山麓 雪解け水は

心の中をつたって落ちる

発売日:2009-07-22

歌手:狩人

作詞:喜多条忠

作曲:平尾昌晃