指先-aiko

時が過ぎる音を忘れるまで 寄り添って過ごした日々

あなたといる事が特別でなくなっても 誰にも触れさせたくなかった

ガラスの箱の中 今あたしが叫んでる

声をなくして 息が止まりそう

どうして最後の日もあたしにキスをするの?

これ以上ここに何をあなたは置いてくと言うの

繰り返す事で知る あなたの好きな所 同じ様にあたしにもあった?

あなたはこんなにも胸が痛くなる位

また新しく誰かを想うの?

どうして悲しみだけがあたしを包んでいるの?

誰よりもただ苦しいと 思ってしまうあたしが嫌いよ

靴紐が見えない ちゃんと見えない

だけど結んで ちゃんと結んで

ガラスの箱の中 今あたしが叫んでる

一度目を閉じて階段を蹴って

明日は風が吹いて少しは涼しくなるだろう

優しく冷えた指先 間違いなんて何処にもなかった

発売日:2010-03-31

歌手:aiko

作詞:AIKO

作曲:AIKO