一度だけの昨日-鈴木彩子

一度だけの昨日 一度だけの明日

みんながいつか振り向く 最後の夏休み

水道の蛇口 思い切り開けて 青空に飛ばした

胸の中の モヤモヤがほら 少しは晴れるよ

クラスで一番 目立たないあいつ 昨日街で見たよ

バイトして汗をかいてた そのきらめいた横顔

いつだっけ 誰を見ても 自信があった頃は

目を閉じて 思いだそう 優しくなれた時のことを

冴えない5月が 雨の6月が

時間割りみたいに 過ぎて行った ああ

つまらないことは 他人のせいにした

自分の弱さ気付いた 最後の夏休み

校庭に差す 夕陽の七色 うまく言えないけど

胸を張って 泣きたいときに 泣けるやつになりたいな

南風 頬を吹いて 明日も天気になる

あいつには きっといつか

今日のこの気持ち 打ち明けよう woo

7月の残り 8月の初め

埃だらけにして 平気だった ああ

淋しいことまで 誰かのせいにした

自分の影が延びてく 最後の夏休み

目を閉じて 思いだそう 優しくなれた時のことを

冴えない5月が 雨の6月が

時間割りみたいに 過ぎて行った ああ

一度だけの昨日 一度だけの明日

みんながいつか振り向く 最後の夏休み

wow wow wow…

歌手:鈴木彩子

作詞:上田知華

作曲:上田知華