乗継ぎステーション-ダウン・タウン・ブギウギ・バンド

両手をズボンに突っ込み 歩く夕暮れは

口笛吹いても たちまち風に飛ばされる

お前を見送る駅の アナウンスうるさくて

やっと聞きとった別れの言葉が 耳を離れない

悪く思わないで 女は好きなだけじゃ

暮らしてゆけないの 愛で幸せ買えないから

二両目に 心残したまま お前は

デニムから毛皮へと 一人で乗継ぎ 乗換えてった

小石を蹴飛ばし はずみであたる町角の

ネオンも今夜は何故かにじんでぼやけるぜ

お前の重たいスーツケースを 網棚に

あげた時に落ちた ほこりのような思い出のせいか

悪く思わないで 小さな部屋の中じゃ

息がつまるのよ 夢の続きも見れないから

二両目に 心残したまま お前は

ブーツから 車へと 一人で乗継ぎ乗換えてった

ブーツから 車へと 一人で乗継ぎ乗換えてった

発売日:1998-07-08

歌手:ダウン・タウン・ブギウギ・バンド

作詞:阿木燿子

作曲:宇崎竜童