瓢箪山の駅員さん-THE ORAL CIGARETTES

夕方過ぎ 改札通る僕

1駅前で 深い眠りにつく

だんだん辺りは暗くなる

そこに笑った男が顔を出す

赤い血痕飛ばした服に覆われた

さんざん奇妙な音を出す

ゆえに聴覚さえも殺すみたい

君はずっと僕に何かを訴えていた

蝶になって僕をとある駅に連れていく

錆びついた線路で一人

瓢箪山の駅に消えていった駅員の姿探します

顔色変えず逃げ込んだ世界は一体何色だっただろう

重ね重ねに起こるこの事件を見て見ぬふりする人々に

こっちへ来いと手招きしながら一緒に手合わせ遊びましょう

ゆらりゆらりゆらり そこで僕が見たのは

勇敢な駅員が少女の手を握り 姿を消していった

あーあ 夢から覚めた僕の目の前には

あーあ 同じ目をした少女の姿で

現実はそう残酷で

その場は知らない顔をしてた

終わらない迷路で一人

瓢箪山の駅に消えていった駅員の姿思い出す

顔色変えず飛び込んだ世界は一体何色だっただろう

君が伝えた僕へのメッセージ

冷え切った今を変えるのは

僕なんだと今気付いた

発売日:2013-08-28

歌手:THE ORAL CIGARETTES

作詞:山中拓也

作曲:山中拓也