明日の景色-Kalafina

哀しい景色がいつも一番奇麗に

心の深くに残るのはどうして

躊躇う月影まだ沈みきれずに

夜の中に二人を閉じ込めていた

さようなら

今まで言葉に出来なくて

何度も貴方を傷つけたけれど

ここから一人で帰れる道だから

月の明るいうちに指を離して

夜明けに怯えてる頼りない未来を

眩しさと涙で迎えよう

一人で生まれて一人で生きられずに

二人に戸惑って泣くのはどうして

慰めたいとか 抱きしめていたいとか

奇麗なだけの心で生きて行けなくて

何度も振り向きながら

開く戻れない扉

明日へ続いてる最後の標

冬から春へ風が吹いて

やがて花が薫るように

繰り返す日々の中いつも

心よ咲き誇れ

押し寄せる黎明

月はもう見えない

ここから始めよう

今日と明日

さようなら

見送る影がやがて白く

優しい時の中へ消えて行くまで…

発売日:2009-03-04

歌手:Kalafina

作詞:梶浦由記

作曲:梶浦由記