扉-ZABADAK

夜明けに泣いてた

君が死ぬ夢を見た

冷たい体に触れた

指の悲しさを

忘れてしまいたい

ふるえた世界は

書きかえた 知らない歌のよう

君のほほえみ 君の言葉が

風景も変える

僕の体は 僕の言葉は

君の形なぞって響くよ

確かめたいこと

いくつもあったけれど

君の目を見ると

それもわからなくなるよ

これから迎える

朝と昼と夜の

いくつもの 扉のむこうで

君の言葉が 紡がれるたび

世界が生まれてく

誰も知らない この物語

君からはじまる

僕の知らない どんなところも

行かないでいて 夢の中でも

僕の知らない 事を教えて

今までに見た 全ての事を

風の香りも 光のいろも

君が見ていた 全ての事を

君の言葉が 紡がれるたび

世界が生まれてく

誰も知らない この物語

君からはじまる

君のほほえみ 君の言葉が

風景も変える

僕の体は 僕の言葉は

君の形なぞって響くよ

発売日:1997-09-18

歌手:ZABADAK

作詞:小峰公子

作曲:吉良知彦