君に唄えば-黒沼英之

どんくさくて

ドジばっかりで

なにをしてても上手くいかない

叱られ慣れて

それもむなしくて

頭の奥で低い鐘が鳴る

僕がいなくたってさ

なんてバカみたいなこと本気で思って

それなら黙っていればいいのに

電話だってしちゃうんだ

要するに足りなかったのは君の声で

久しぶり、と言われるだけで少し泣きそうだ

仕事の不満とかを理由にしてたけど

要するに足りなかったのは君との時間

もてあました急な休みは

考え事が増えて困るな

なにしてんだろう

どこいるんだろう

余計なことばかり浮かんでくる

僕がそばにいるから

なんて言えたのならどんなにいいだろう

退屈なときだけでもいいから

呼び出してほしいんだ

要するになりたかったのは

君のそばで弱さを打ち明けられる大切な人で

仕事の不安とかを理由にしてたけど

要するに足りなかったのは君との時間

君の家は線路沿いだから

声の後ろに電車の音が

なんだかそれも心地よくって

また電話しちゃうんだ

要するに足りなかったのは君の声で

久しぶり、と言われるだけで少し泣きそうだ

なにをしてても満たされない気がしてた

要するに足りなかったのは君との時間

発売日:2014-02-05

歌手:黒沼英之

作詞:黒沼英之

作曲:黒沼英之