嘆きのメロディー-石原裕次郎

淋しい背中を たとえ丸めても

ひきずるその影は 消せはしない

過去を話せば ひとつやふたつ

だれにも言えない 心の傷がある

終りない旅の 終着駅に

いつの日か ひとりで たどりつくだけ

風よお前は 知っているのか

人はだれでも 嘆きのメロディー

煙草のけむりを たとえゆらしても

心のやすらぎは 探せないさ

道の小石を かかとでければ

はかなく夢さえ 胸から消えてゆく

終りない旅の 目覚めた朝も

ふりむけば ぬけがら そこにあるだけ

風よお前は 知っているのか

人はだれでも 嘆きのメロディー

風よお前は 知っているのか

人はだれでも 嘆きのメロディー

発売日:2009-12-16

歌手:石原裕次郎

作詞:荒木とよひさ

作曲:三木たかし