冬の花-浅岡雄也

交差点を渡れずに止められて

ツイてない毎日だと嘆く

寒さにも苛立つほど 僕は何をアセっている?

マイナス3度の風に 震えてる訳じゃない

咲きたくて 咲けない 冬の花

誰の目にも きっと 留まらないけど

まだ 蕾のまま 時を焦がれてる

誰かの指図は 受けたくない

熱帯びた想いで 「イマ」を 決めたから

暮れゆく空 溜め息ひとつ 道端に捨てた

音消したTV画面 映る顔

意思のない抜け殻に見えた

隠すこと何も無いんだけど 必死に隠している

まるで今の僕のよう 正直 分かってない

咲く時期(とき) 忘れない 冬の花

散りゆく 怖さより 誇り掲げたい

ただ 待つだけじゃなく 水を吸い上げて

「とりあえず」で 此処に 立っていない

汚れてゆく覚悟 胸にまだ在るよ

朝の霧が 晴れたら 今日は

誰かに会いたい

遠いあの日 冬に咲いた花は

誰にも知らせないで そっと 散って逝った

咲きたくて 咲けない 冬の花

誰の目にも きっと 留まらないけど

まだ 蕾のまま 時を焦がれてる

誰かの指図は 受けたくない

熱帯びた想いで 「イマ」を 決めたから

暮れゆく空 溜め息ひとつ 道端に捨てた

発売日:2008-09-03

歌手:浅岡雄也

作詞:浅岡雄也・Karin

作曲:浅岡雄也・木村真也