五月の風の中で-PEARL

海の向こうに聞こえる 喜びに満ちた朝の鼓動

波間をうねり あたしを震わせた

五月の風の中でもう一度 唄うLove Songさ

夜に引き裂かれても この指だけは離さないで

モロイ愛なんて欲しくない

呼び出された街角 雑踏の嵐の中泳ぐ

ひしめきあう天使達 さびれた音聞きつけ

地下室で待ち合わせた 壁がくずれるほどの叫びを

たたき出すために 黒いキバをとがらせ

息ができないほど 張りつめた空白は続く

気がつけば同じ朝がただよう粉々になるまで

今夜 脱出を計画しないかい?

オマエ次第さ この街は

引出しの奥 ひそめたカセットは夢の残骸

苦しまぎれの文字 奏でる場所もない

毎日がいらだちだと 投げ捨てて消えたアイツは今

遠い過去に眠る 虚しくエコーが残る

息ができないほど 張りつめた叫びは続く

気がつけば同じ朝が破壊と創造のかなたへ

今夜 脱出を計画しないかい?

オマエ次第さ この街は 気づいてくれ

五月の風の中で最後に唄うLove Songさ

夜に引き裂かれても この指だけは離さないで

モロイ愛なんて欲しくない

夜に引き裂かれても この指だけは離すなと

そんな幼い愛し方で ずっと抱きしめていたい

発売日:1997-07-21

歌手:PEARL

作詞:SHO-TA

作曲:SHO-TA