背中で聞こえるユーモレスク-ASKA

もしもそのとき もしあなたが

もしもそのとき もしわたしが

ひとりになって暮らしていたら

いつかもう一度恋をしましょう

同じところを繰り返す 君の歌声を聴きながら

窓の向こうを流れてる 時間を僕は眺めていた

それは鮮やかな風の形のラストシーン

桜三月の 花に消えた

あのときふたりはフレンチ映画の中だった

なぜか終われない気がしてた

愛する人と歳をとる

好きだった人を懐かしむ

やがて穏やかに花びらは川になり

桜三月の 空を埋めた

過ぎてゆく日々をもう誰も

責めることはない

背中で聞こえる ユーモレスク

この窓を照らして

陽は昇り沈む

何も変わらない

終わりにさえも続きを見ている

ふりかえる道に残る足跡は

どれもふぞろいで どれも美しい

置き忘れてきたものがあったとしても

いまあのときの君が そばにいる

発売日:2005-11-23

歌手:ASKA

作詞:aska・goro matsui

作曲:aska