いつかの空-佐倉裕美(田口宏子)

海から吹いた風に

木洩れ陽もはしゃいでる

駆け出す笑顔の渦

あなただけが遠いけど

出逢えた季節を知らせるような

小鳥のさえずり 予感がはばたく

この空めくって たどれたら

伝えたい想い しまい込んだ

いつかの空に また逢いたい

心のアルバム いくつもの

あなたと見た青空 そっと

広げたら 好きと言えそうよ

見つめるだけの恋は

ためらいの振り子なの

切なさ刻みながら

今を失くせないから

木の葉が季節の色にさざめき

優しい素顔のあなたをなぞるの

昇って沈んで 太陽が

新しい日々の弧を描けば

いつかの空で 抱きしめてね

過ごした時間の 長さでは

心の距離 測れはしない

待ちたいの 明日に寄り添って

この空めくって たどれたら

伝えたい想い 赤く染めた

いつかの空に 続いてるの

心のアルバム いくつもの

あなたと見た夕焼け そっと

広げたら 好きと言えるから

発売日:2006-06-21

歌手:佐倉裕美(田口宏子)

作詞:井筒日美

作曲:YORI