毬と殿さま-おおたか静流

てんてん手毬(まり)てん手毬(まり)

てんてん手毬(まり)の手がそれて

どこからどこまで飛んでった

垣根をこえて屋根こえて

おもての通りへとんでった とんでった

おもての行列なんぢゃいな

紀州の殿さまお国いり

金紋先箱供ぞろい

お籠のそばには髭奴

毛槍をふりふり ヤッコラサノヤッコラサ

てんてん手毬(まり)はてんころり

はずんでおかごの屋根の上

もしもし紀州のお殿さま

あなたのお国のみかん山

私に見させてくださいな くださいな

おかごは行(ゆ)きます東海道

東海道は松並木

とまりとまりで日がくれて

一年たっても、もどりゃせぬ

三年たっても、もどりゃせぬ もどりゃせぬ

てんてん手毬(まり)は殿さまに

だかれてはるばる旅(たび)をして

紀州はよい国 日のひかり

山の蜜柑(みかん)になったげな

赤い蜜柑(みかん)になったげな なったげな

発売日:2014-06-25

歌手:おおたか静流

作詞:西條八十

作曲:中山晋平