太陽-島みやえい子

僕が 壊れてしまう事で 君が傷つくのを見ていた

風を知らない 閉ざした部屋で

僕は 何かを恐れている そしてこんなに求めている

許せないもの 許さなければ

あぁ 戦いに明け暮れた瓦礫の部屋にも

太陽はそう光の手を伸ばしてくる

あぁ こんなにも自分勝手に世界を捻じ曲げる

そんな僕に太陽は 微笑かけるんだ

君が 正しさを振りかざし 僕はそのたび敗北した

小さい頃も そして今でも

あぁ 太陽に透かしてみた僕の手のひらは

生きたくてせめぎあう血潮に溢れて

あぁ 物言わぬその光にはじめて涙した

太陽はずっと僕を許していたんだ

はるか遠く 気も遠くなるほど

長い旅路に立ちはだかる君と共にいた

どんなに逃げて どんなに追っても

ここでしか繰り返されない寸劇に幕を降ろそう

あぁ わかるんだ 僕の中に僕が戻ってくる

太陽がその光で包んでくれる

さぁ 遠くまででかけよう 新しい旅へと

太陽にいつまでも見守られながら…

発売日:2006-10-04

歌手:島みやえい子

作詞:Eiko Shimamiya

作曲:Eiko Shimamiya