僕のものになればいいのに-槇原敬之

恋に落ちてしまったのは

あの時振り返ったら

君がまだ手を振ってくれてたから

仕事もたのしくなってきて

寂しい気持ちも特にないのに

こんな時の僕を振り向かせた君

Kissに気をとられて

君はつないでおいた言葉の

リードを放してしまった

「恋人がいるの。どうしよう。」

僕のものになればいいのに

抱きしめるだけ遠くなって

僕のものになればいいのに

はなれれば はなれるだけ

近くに感じるよ

彼にばれたらあなたはきっと

痛い目にあわされる

指のピストルを僕の頭につきつけた

「彼は強そうに見えるけど

本当はとても自信がないの。」

僕の指からタバコを抜きとって 吸った

T-shirtのすそから

入ってきた君の手はすこし

冷たいけど もうすぐ僕の

体温であたたかくなる

僕のものになればいいのに

抱きしめるだけ遠くなって

僕のものになればいいのに

はなれれば はなれるだけ

近くに感じるよ

こんなに悲しいのに

僕ら 笑ってる

無理もしてないのに

僕ら 笑ってる

強いもの同志の傷の舐めあい?

僕のものになればいいのに

抱きしめるだけ遠くなって

僕のものになればいいでしょう

はなれれば はなれるだけ

近くに感じるよ

発売日:1997-11-27

歌手:槇原敬之

作詞:槇原敬之

作曲:槇原敬之