Wild Flowers-SING LIKE TALKING

キミを抱きしめた 逝く夏の引き際

言葉も過去もない若いふたりだった

愛にも やがて 裏付と言い訳が要る

哀しいほど

どこまでも青い空

眩しすぎて

ボクは 自由を選んだ

いたずらに増えていく 記憶っていう瓦礫の中で

キミはなんだか

一輪の花のよう

幾重にも振り積む 時間っていう鉄屑の海

ボクはなんだか

あの日のキミの笑顔を捨てられない

この地球の何処か

きっとキミは今 昔と変わらない瞳で探している

愛の形に普遍性は見つかるはず

可笑しいほど

長い夜のしじま

夢物語にしか思えなかった

綺麗事で終わらない 日常っていう嵐の中で

キミはなんだか

一輪の花のよう

偽りに馴れていく 欲望っていう幻の月

ボクはやっぱり

あの日のキミの姿を追いかけていた

その頃は まるで想像もつかない世界

ボクが立っている坂道の途中

キミが憬れていた太陽が漸く近づいた

季節が巡るたび 心に咲く花は…

発売日:2011-05-18

歌手:SING LIKE TALKING

作詞:藤田千章・佐藤竹善

作曲:藤田千章・佐藤竹善