セパレート・テーブル-かしぶち哲郎

その瞳は 何も語らず

ただ時を 見据えてる

死ぬほど綺麗 さめた横顔

時に僕を 惑わせる

鳴り響く 鐘の音は

心の襞まで 届く

投げかけた 微笑みに

唇 素直に 合わせて

君のため 僕のため

瞳 閉じて 思う

天使こそ 悪魔なら

ふたりは愛の姿

その瞳は 何も語らず

ただ胸を 締めつけて

透き通った 細いつまさき

時に僕を 追いつめる

狂おしい 夜の帳り

心は殺られて 震える

眼をそらす その隙に

唇 そっと 奪う

その為に それ故に

肉体 寄せて 思う

天国に ある地獄

ふたりは愛の住処

兼葭蒼蒼 白露為霜 所謂伊人 在水一方

溯涸從之 道阻且長 溯游從之 宛在水中央

君のため 僕のため

瞳 閉じて 思う

天使こそ 悪魔なら

ふたりは愛の姿

発売日:2009-11-11

歌手:かしぶち哲郎

作詞:かしぶち哲郎

作曲:かしぶち哲郎