Singer-JOKER

1人季節はずれの街の風に吹かれて

行くあてもなくただ歩く

人込みに紛れた

夢を捨てた悲しみの涙が染みこんだ

破れたこのデニムを

俺はまだはいてる

もう全て消えればいい

荒れる俺の後ろには

お前が傍にいた

傷ついたギターを

今夜も抱きしめて俺は今日も歌う

ありふれた歌は

このメロディは

まだあの日のままさ

こんなガラクタに涙を見せたお前を忘れない

冬の乾いた空は

何故か切なくて

柄に合わない

マフラーを

今また巻いてみる

いつか愛を歌うから

また夢を見れるから

お前よ傍にいて

月夜に抱かれ今

ありきたりなラブソング

今夜も歌うよ

窓の向こう星が光る

月に照らされて

今夜も歌うよ

どうか窓を開けていて

傷ついたギターで

声が枯れるまで

どうか耳を澄まして

ありふれた歌を

ただこの歌を

またあの日のように

声が枯れたらもう瞳閉じて永遠に眠りたい

発売日:2012-12-05

歌手:JOKER

作詞:伊達幸志

作曲:伊達幸志