たとえばうだるような夏の一日 こんがり焼けたプールサイド カラカラと小麦色した籐椅子並べ 波しぶきをあげてひと泳ぎ 息を切らせベンチに寝ころぶ 異常なほどの喉の渇きを覚えるだろう そんな時空に燃える太陽のような マンダリンオレンジを しぼって潤せばいいさ だけど今この心の渇き喝 どう癒せばいいんだろう たとえばけだるくなる夏の一日 君を見つめるプールサイド キラキラと光る波間に人魚みたいだ 浮き沈みする細い足首 さしずめ君サマー・タイム・キラーさ じっとしているただそれだけで汗がふき出す そんな時ほてったからださましてみるには 一かけら凍った水 口にほうり込めばいいさ だけど今この心のほてり どう癒せばいいんだろう しぼって潤せばいいさ だけど今この心の渇き どう癒せばいいんだろう
砂を踊らす 熱帯の風 喉の渇きを癒すことのない空 頬だけぬらす涙 異国の日だまり うたたねしてたわ 押されるように ここまで来た 走り続けてる 心を止めれば 息まで止まりそう 見慣れた町並み 砂漠へ行くジープの煙 うるおうことない ひび割れてる湖 これから私 記憶を消して 別の自分に生まれ変わるなら 決してあなたを 愛したくない 結ばれるはずがない愛と 誰が名付けた 涙が砂に溶けた 身の程知らずに 笑われてしまう 心のどこか期待してた あなたが私を 探してここまで 追いかけてくるのと 私がこの世に 存在する意味を教えて あなたを愛する 勇気さえ失って 砂を踊らす 熱帯の風 喉の渇きを癒すことのない空 頬だけぬらす涙 私がこの世に 存在する意味を教えて あなたを愛する 勇気さえ失って 形にはない 心を誰が 救ってくれると言うのでしょうか 記憶につかり 溺れて行くの 乱れてゆく呼吸を 誰が知るはずもない 涙が砂に溶けた
舌ざわりのいい カフェオレが 喉の渇きを癒してくれる 睡眠不足なのになぜか目覚めがいい シャッターの隙間から 柔らかい陽ざし差し込んで 今日の天気を知らせてくれる 君はまだ寝ぼけまなこで枕にしがみついて ここは世田谷上北沢 京王線桜上水から ふたつ目の君の街 明るいグリーンのカーペットに ガラスのテーブルが似合ってる ショートホープの吸殻が 話の跡を物語る 時が経つのが すごく早い 何にもしてないのに また一日 幸せすぎる 毎日だから この部屋から二人出かけて 二人帰ってくる毎日 外での食事もいいけど 君のシチューなら最高さ またあのテーブルの上が 君の得意の料理で一杯になっていれば もうそれだけで僕の心は すっかり満腹さ ここは世田谷上北沢 京王線桜上水から ふたつ目の君の街 ここは世田谷上北沢 京王線桜上水から ふたつ目の君の街
儚さに惹かれる 摩天楼 瞬きも譲らない電飾 んー散り散りと 過ごした四季折り返しもした のぼせては 乏しいな 男勝りに 致命的なスレンダー 涼ませてよたまには 程よい 葛藤の 裏 斑 むら どこまで行くの ロマンティクにサバイブ 慌てない 触ってない いや終わってない 染まってない 黙ってらんない 酔ってもう なんっだけな そんだけか てあっけない Thirsty Thirsty 喉の渇きを 潤してよ 体内迷路 足りない迷路 足りていないの 泣かされた代償を頂戴 甘い蜜も拭えない正体 んーヒリヒリと過ごした 夏季照り返しの下 じきこり返しもきた 夜のまたぎに 刺激的と見越した 綴らせてよ ここには 語呂良い 堪能の 裏 斑 むら どこまで行こう ロマンティクにサバイブ 慌てない 触ってない いや終わってない 染まってない 黙ってらんない 酔ってもう なんっだけな そんだけか てあっけない Thirsty Thirsty 喉の渇きを 潤してよ 体内迷路 足りない迷路 足りていないの 飲み干した その空きグラス 片手にこっちおいでよ スコッチ舐めて かき混ぜて解いて なぞる君の心 もったいない そんなモラルじゃなくて 彷徨い 笑って 泣いて Everybody say hello