長い長い下り坂の歌が含まれ

夏色-ゆず

発売日:1998-06-03

歌手:ゆず

作詞:北川悠仁

作曲:北川悠仁

その一秒 スローモーション-supercell feat. 初音ミク

長い長い下り坂

寝ぐせをつけたわたし

駆け足で転ばないように

間に合え いつものバス

息を切らせて走る

昨日の雨 水たまりをよけて

おろしたての靴を汚さないように

気をつけて跳んだ

あがる水しぶき、波打つ雲

ぶつかる 振り向くキミ

スローモーション

落とすカバン 目が合う一瞬

ほんの一秒 永遠に続きそうな感覚

おもわずそらす視線の先にびしょぬれの靴

キミは無言 はっと我に返るワタシ

とっさに□をつく言葉

「ごめんなさい! 怒ってますよね!」

早口で言えてない 逃げていい……?

「下向いて走るなよな」

めんどくさそうにそう言いながら

拾ってくれた 水浸しのカバン

ポケットに手を入れたまま

「ほら、ちゃんと持て」

差し出されて両手で受け取る

わたしの頭をポンと叩く

やられた 思考が止まる

スローモーション

衝撃が駆け抜けていく

ほっぺをつねる

落ち着いて……舞い上がらないで……

止まらないドキドキ

スピード上げる心臓の音

キミは歩く

思わず後ろからシャツを引っ張っていた

ひとすじの風 木の葉を揺らして

雨露が頭にパラリと降りかかる

ワタシは見上げる

まっすぐにキミの瞳を見る

これは恋なんですか

この気持ちに気がつかれないように

あわてて後ずさりしながら

「なんでもないです!」

まずい……ばれた……?

お願い 気が付かないで

スローモーション

耳まで赤く染まる どうしよう

怒らないで 早歩きで先に行かないで

あとを追いかける

停留所からバスが走っていく

「あーあ、遅刻……」

とっさに「はい!」って元気よく返事した

うれしい

発売日:2009-03-04

歌手:supercell feat. 初音ミク

作詞:ryo

作曲:ryo

夏色-城ヶ崎美嘉(佳村はるか)、城ヶ崎莉嘉(山本希望)

発売日:2019-09-18

歌手:城ヶ崎美嘉(佳村はるか)、城ヶ崎莉嘉(山本希望)

作詞:北川悠仁

作曲:北川悠仁

アミュレット-ユアネス

ただ待っていたんだ 今日だって

送り出した 昨日だった

もう一回は無いよな 何もかもいっそ

ただ待ってしまった 今日だって

あの 純粋だった 決意を

隠して なんて 言えないのに

再起動した今日も 予定は空いていた

待ち合わせた日は 今じゃないのか

再利用した昨日を 辿って歩いた

降り出す雨に はしゃぐ 誰かがいる

「思い描いてたあの日々は?」って

怒られてしまいそうな気がして

また逸らしてしまう

この足はどうして

明日に向かってしまうんだろう

引き返せないと知ったのに

遅すぎた後悔のカサブタも

色付けば曖昧になるかな? 暮れ出していく

止まりかけた 思いを 照らして

再起動した今日の 不安定な朝

待ち合わせたのは 今じゃないのか

何一つ変更ない でも分かっていた

広がる歩幅 狂った予定も

きっと もう一回立てば もう一回だって

もう一体 何度繰り返し続けてる

やっと 不正解にも 慣れた

もう一切なんて 言葉を綴って

巻き戻してしまう

この指はどうして

明日を描いてしまうんだろう

塗り替えれないと知ったのに

ここにある後悔も案外と

奮い立つ誓いになるかな? 連れ出していく

長い長い 下り坂なら

「もうちょっとぐらいは」って

思ってたのに

灯りの無い 帰り道で思う

小さく 包んだ 指先の感覚も

振り払えないんだ

この足はどうして

明日に向かってしまうんだろう

引き返せないと知ったのに

ここにある後悔も喝采も

奮い立つ誓いになるから 連れ出していく

壊れかけた 鎧を 繋ぎ合わせていくんだ

眩しく 思えた ガラクタを 胸に預けて

発売日:2021-10-20

歌手:ユアネス

作詞:古閑翔平

作曲:古閑翔平