あなたを捨てた 報いでしょうか 男にゃ泣いたと 風便り 白から赤へ 赤から青へ こころを変える あじさいの 花をみるたび おもいだす にくい 恋しい 箱根の女よ 届かぬ恋に 苦しむよりは 死んで解きたい 恋縛り 大湧谷の 煙りの中で 愛しさつのり 叫んでみた 俺のこころに いまもなお 住んではなれぬ 箱根の女よ みどりに晴れた 芦の湖さえも 噂をくれぬ きみのこと 尋ねる今日も 湯本に暮れて 滝音ばかり 塔の沢 ひとり別れの 酒くめば つらい 逢いたい 箱根の女よ 発売日:2008-02-27 歌手:北島三郎 作詞:星野哲郎 作曲:原譲二
日本海から 吹く潮風(かぜ)に 乱れ舞いとぶ 波の華 にくい恋しい 面影のせて 飛べよとべとべ うたかたの花 なみだ残らず… あ… のせて行(ゆ)け 死ねるものなら 来てみろと 吠えてとどろく 東尋坊(とうじんぼう) 凍りつきそな 飛沫(しぶき)のむこう ばかはお止(よ)しと 潮恋鳥(しおこいどり)が 啼(な)いて飛び交う… あ… 旅の空 雪の断崖(きりぎし) 春告げて 咲くは越前 花水仙 つらい運命(さだめ)に 負けずに咲いた 花のかおりが つかれた胸に じんとしみこむ… あ… 日本海 発売日:2014-06-04 歌手:岩本公水 作詞:吉田旺 作曲:船村徹
ポツリポツリと 降りだす雨が 思い出つれて 川面に跳ねる 傘をさしても こころは濡れる にくい 恋しい わたし泣かせて 何処へ行く 秋も名残りの 驟り雨(はしりあめ) 橋のたもとで 抱きしめられて ふるえた夜が しあわせでした 雨の瀬音が 今更つらい 夢で逢いたい 女ごころを 置きざりに あなたわたしの 驟り雨 何処へ流れる 女の川は この世の涙 浮かべてきょうも 傘をさしても こころは濡れる にくい 恋しい つれて行ってよ ふりむいて 秋も名残りの 驟り雨 発売日:2000-06-21 歌手:川久保由香 作詞:たかたかし 作曲:市川昭介
そぼ降る雨が 降る夜は 一人じゃ淋しい そばにいて 可愛い女に 戻れたら も一度ほれて ネエあんた 今夜はちょっと 酔ったふりして ゆらゆら あたしだってさ 女なのよ ゆらゆら 二度惚れ ほれほれ ぬくもり抱きしめて わかっちゃいるのに 捨て台詞(ぜりふ) すがって泣いたら いいものを 一人が好きと 強がりを 馬鹿な女の もどかしさ 今夜はちょっと 酔ったふりして ゆらゆら 憎(にく)い恋しい あんたが好き ゆらゆら 二度惚れ ほれほれ 涙が頬(ほほ)ぬらす 二人をつなぐ 紅い糸 信じて生きても いいですか そんな小さな 夢あかり 寒い心を あたためて 今夜はちょっと 酔ったふりして ゆらゆら あんたでなけりゃ だめな私 ゆらゆら 二度惚れ ほれほれ 灯りをともしたい 二度惚れ ほれほれ 灯りをともしたい 発売日:2014-04-23 歌手:紅晴美 作詞:紅晴美 作曲:紅晴美
心が忘れた あのひとも 膝が重さを 覚えてる 長い月日の 膝まくら 煙草プカリと ふかしてた にくい 恋しい にくい 恋しい めぐりめぐって 今は恋しい 雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い 雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い ひとりで覚えた 手料理を なぜか味見が させたくて すきまだらけの テーブルを 皿でうずめて いる私 きらい 逢(あ)いたい きらい 逢いたい くもり空なら いつも逢いたい 雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い 雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い 雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い 雨雨ふれふれ もっとふれ 私のいいひと つれて来い 発売日:2013-12-04 歌手:山内惠介 作詞:阿久悠 作曲:浜圭介
逢いたくて 逢えなくて 女の吐息も 風になる 待って実のなる 恋ならば にくい 恋しい あなたの嘘も 許したくなる 信じたくなる 外はしぐれの しのぶ橋 愛しても 尽くしても 秋風落葉の 運命(さだめ)やら ひとの噂の 石つぶて 膝をくずせば 気弱になって 酔ってすぐ泣く 負けてすぐ泣く 待つ身悲しい しのぶ橋 悔やまない 嘆くまい 男と女の 薄氷 あなた恋しい 寝化粧も 命あかあか 色鮮やかに どうか映して どうぞその目に 夢もうたかた しのぶ橋 発売日:2020-07-29 歌手:こおり健太 作詞:田尾将実 作曲:坂口照幸