あなたの夢が 私の夢です 花を咲かせて ほしいから 胸に木枯らし 吹くときも 春が来るよと わらいます つくしんぼ つくしんぼ あなたにあなたに 尽くしんぼ お酒を飲めば 心が泣きます 苦労くの字に 眠ってる 酔ったあなたに 添い寝して 春が来るよと 信じます つくしんぼ つくしんぼ 並んだお銚子 土筆んぼ つらい涙は 恵みの雨です 晴れてばかりじゃ 根も枯れる 人に踏まれて 冬を越し 春が来たよと わらうまで つくしんぼ つくしんぼ あなたにあなたに 尽くしんぼ
破れ傘でも ふたりでさして 肩をすぼめて 歩く街 つくしんぼ つくしんぼ 人生一行 はみでたような あなたの夢に つきあって つくしんぼ つくしんぼ わたしあなたに つくしんぼ 口もきかない けんかをしても 背中あわせの このぬくみ つくしんぼ つくしんぼ 日ぐれはやっぱり お酒をつけて よろこぶ顔が 見たくなる つくしんぼ つくしんぼ 負けてうれしい つくしんぼ ふたりだけしか 見えない橋が 架かっているのね この道に つくしんぼ つくしんぼ 人生横丁 うしろにまわり 糸くずそっと とりながら つくしんぼ つくしんぼ 春を呼ぶ呼ぶ つくしんぼ
思い荷物を ひとりで背負い 涙みせずに 笑う奴 人生(たび)に疲れた 男の胸を 励まし癒して くれた奴 つくしんぼ つくしんぼ おまえは俺の いのち草 何が欲しいと 手を取り聞けば 俺のこころを くれと言う 帰る所は 何処にもなくて 俺だけ頼りに 生きる奴 つくしんぼ つくしんぼ 離せはしない おまえだけ 夜空見上げる おまえの肩に 泣いているよな 星が降る 夢も遥かな 故郷の町へ いつかは錦を 飾ろうな つくしんぼ つくしんぼ ふたりで越える 明日坂
重い荷物を ひとりで背負い 涙みせずに 笑う奴 人生に疲れた 男の胸を 励まし癒して くれた奴 つくしんぼ つくしんぼ おまえは俺の いのち草 何が欲しいと 手を取り聞けば 俺のこころを くれと言う 帰る所は 何処にもなくて 俺だけ頼りに 生きる奴 つくしんぼ つくしんぼ 離せはしない おまえだけ 夜空見上げる おまえの肩に 泣いているよな 星が降る 夢も遙かな 故郷の町へ いつかは錦を 飾ろうな つくしんぼ つくしんぼ ふたりで越える 明日坂
重い荷物を ひとりで背負い 涙みせずに 笑う奴 人生に疲れた 男の胸を 励まし癒して くれた奴 つくしんぼ つくしんぼ おまえは俺の いのち草 何が欲しいと 手を取り聞けば 俺のこころを くれと言う 帰る所は 何処にもなくて 俺だけ頼りに 生きる奴 つくしんぼ つくしんぼ 離せはしない おまえだけ 夜空見上げる おまえの肩に 泣いているよな 星が降る 夢も遥かな 故郷の町へ いつかは錦を 飾ろうな つくしんぼ つくしんぼ ふたりで越える 明日坂
春浅き すすきの枯野を ひた走る瞭原の野火燃えさかり そっと顔出す つくしんぼ つくしんぼ 春は近しと石の羊よ 夏の草原 緑は深くいく重にも 周防の潮かぜ雲に乗り 運ばれてきた涼風に 涼風に 暑さをしのぐ石の羊よ 秋深く 銀色のすすきの穂は ゆれゆれて ゆれゆれて かぼそくなった虫の声 虫の声 子守唄にきく石の羊よ 冬花火 ドンドンドドンと 雪の台地を染めつくす 染めつくす 音と光の競演に 競演に 拍手を贈る石の羊よ 石の羊よ