都会の喧噪に 田舎の田園に でかい異物感に ぶれっぶれのやわな自我が
なに叫んだところで鉛色の雲に 跳ねっ返り 無惨に落ちて耽る徒労感に
「やっぱりダメか」が口癖のとんま 悔しさに涙一つ落としてみろよ
行こうか戻ろうか進退を突きつける 現実は常にシビアで情もなく
生活費に世間体に将来の安定に 全部かけたルーレットはやおら回りだし
あの人の手紙に 友人との約束に 連れ添う恋人に 過去の自分自身に
街灯から街灯へ足を引きずって 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
止まるでも戻るでもなくひたすらに 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
残りわずか数人の馬鹿が傷を舐め合い 気付けば一番馬鹿な僕が一人
街灯から街灯へ足を引きずって 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
止まるでも戻るでもなくひたすらに 星座の線みたいに 街の灯を結ぶ
過去に勝つ為の今の僕になる為に 今に勝つ為の明日の僕になる為に