砂-ナイトメア

今、手を繋いで

何処までも行こう

地平線の向こうへ

蜃気楼 追い求めて

あの場所へ

時代の砂 描いていた

“理想”の文字

時代の波に拐われた

記憶の足跡

何故―笑えないの?

何故―震えている

太陽が沈んでゆく

暗闇が覆いつくす そう全てを

あの雲を越える為に

君の手を離し

気がついた時にはもう隣にはいない

旅に病み悩み手に入れた光と

探してた幻に捕われて失ったもの

大切な君の面影は薄れて

砂のよう僕の手のひらの隙間を擦りぬけた

君の目に映った

僕の この姿は

汚れて曇ってゆく

遠くに消えてゆく

時代の砂 描いていた

“理想”の文字

時代の波に拐われた

記憶の足跡

そびえたつ白い塔が

示していた

過去に積み重ねた

黒い砂に埋もれゆく

発売日:2004-11-25

歌手:ナイトメア

作詞:YOMI

作曲:咲人