雨音のボレロ-KinKi Kids

雨の音が ボレロのように

傘を叩くよ 歩道にひとり

心にまで 染み込んでくる

その旋律が とても虚しい

湿る瞼の先を

ヘッドライトが寂しく横切る

君という名前の

幸せを尊く思う

失くして初めて分かったんだ

頬をつたった しずくが 後悔に 溶けてく

水溜りに 映り込んだ

あの日の君の 背中は遠く

痛すぎるほど優しかった

頷くだけが 精いっぱいで

僕が言えないかわりに

さよならを切り出してくれたんだね

おどけて笑った

君の瞳(め)に映った僕は

自分勝手な男だったよね

隠せなかった 幼い 弱さを 許して もう一度

君という名前の

幸せを尊く思う

どれだけの雨粒に打たれたって

散ることのない 眩しい 僕だけの花なんだ

君のもとへ

愛を届けにいくから

例えどんな未来が待ってても

揺らぎはしない まっさらな 想いを 捧げよう

発売日:2016-09-21

歌手:KinKi Kids

作詞:松田晋二

作曲:Chris Meyer・Masaya Wada