金環蝕-志方あきこ

荒ぶれる神の地に 赤い陽が落ちてゆく

終焉に揺れ動く 大地を焦がす様に

道無き道を行こう 誇りだけをまとって

血潮の命じるまま 明日の果てを目指し

迫り来る迷いの闇 切り開く様に

想いを秘めた心の刃 空高く掲げて

駆け抜けよ大地を 駆け抜けよ時代を

瞬間に光立つ 希望を糧に

抗えよ全てに 抗えよ世界に

滅びゆく種の記憶に 砥いだ爪を立てて生き抜け

荒々しくも 懸命に

樹々の根が手を広げる

大地と空を掴む様に高く 強く

この命尽き果てても それを知る者も無く

砂塵に晒されて やがて消え失すだけ

仰ぎ見た赤い月が 嘲笑おうとも

引きずる足に 血が滲んでも

立ち止まる事なく

駆け抜けよ大地を 駆け抜けよ時代を

流れゆく涙さえ 希望へと変えて

抗えよ全てに 抗えよ世界に

牙を剥く獣たちに

砥いだ爪を立てて闘え 闘え

発売日:2006-10-25

歌手:志方あきこ

作詞:leonn・篠田朋子

作曲:志方あきこ