orb-PENICILLIN

そっと触れた手を握り返すことが出来なくて

夜明けの空に消えてゆく 途切れた恋のメロディー

春めく光が注ぎ 溢れる生命の芽生え

大地の息づかいが 胸をしめつける

出逢った頃の二人は 無敵の誓いを奏で

紡いだアルバムにキラリこぼれ落ちる

変わらぬこの季節 変わらぬこの景色

一つだけ違う 君だけがいない

春風に抱かれてゆく 幾千のかわいい蕾は

狂い咲いて儚く散る 諸行無常の桜舞

青い空に舞い上がり輝き増す恋の花びら

僕の手の平に舞い落ち すり抜け消える宝珠

止まらない時の流れ 止められない恋心

ふいに訪れる割り切れない目眩

無邪気に夢を追いかけ 無防備に傷つけ合った

たとえ泡沫の罠だとわかっていても

語らぬこの季節 語らぬこの景色

でも目を閉じれば 溢れ出す想い

春色に染まってゆく 一輪のはぐれた蕾よ

いつかは願いが届くよ 純情無垢な桜舞

青い空に浮かんだ白い雲にまたがり明日へ

伸ばした指先に触れた夏の気配も宝珠

巡る季節の扉

春めく光が注ぎ 溢れる生命の芽生え

大地の息づかいが 胸をしめつける

出逢った頃の二人は 無敵の誓いを奏で

紡いだアルバムにキラリこぼれ落ちる

変わらぬこの季節 変わらぬこの景色

一つだけ違う 君だけがいない

春風に抱かれてゆく 幾千のかわいい蕾は

狂い咲いて儚く散る 諸行無常の桜舞

そっと触れた右手を 握り返すことが出来なくて

夜明けの空に消えてゆく 途切れた恋のメロディー

涙を堪えた宝珠 巡る心の扉

発売日:2008-04-23

歌手:PENICILLIN

作詞:HAKUEI・千聖

作曲:PENICILLIN