夢夜舟-チョー・ヨンピル

夢の運河を gondolaで 漕ぎだせば

月の光が 果実酒をゆらす

甘い吐息をベッドにこぼしたら

夜の深さに 溺れてしまう

男と女 漂いながら

まだ見ぬ国へ 流れてゆく

過去も未来も 抱いて抱いてしまえば

寂しいだけのまぼろし

愛は不思議な きっと生きものだから

飼いならすこと 出来ない

夢のどこかで はぐれてしまったら

やがて他人に またもどるだけ

浅い眠りを 背中で数えても

やせたRadioが 喋り続ける

男と女 辿り着いても

ひとつになんか なれないのに

時をさまよい そしてそして覚めれば

つかめぬままのかげろう

愛は自由が好きな生きものだから

手なずけること 出来ない

過去も未来も 抱いて抱いてしまえば

寂しいだけのまぼろし

愛は不思議な きっと生きものだから

飼いならすこと 出来ない

発売日:1990-02-05

歌手:チョー・ヨンピル

作詞:荒木とよひさ

作曲:三木たかし