壁に話しかける普通の朝、僕はただの男-髭(HiGE)

壁に話しかける普通の朝、僕はただの男

過ちなら何度だって繰り返すことができる

ファッションとしての音楽 大事なモノを端から切って

なんだかんだ言ってるけど、最近では夜が僕に

新たな可能性を与えてくれてるって気がしてます

壁に話しかける普通の朝、僕はただの男

毒蜘蛛だけが知っている

キミの脳ミソから電波 ありがたく悪知恵を拝借

神様の薄汚い丸々と肥った指が

ドアの向こうを指している

活字が何も与えてくれないってキミは言うけど

それって気のせいだと僕は信じているよ

壁に話しかける普通の朝、僕はただの男

今のところ、少しの不安もないよ

名前はダイヤルをつけてポケットの奥深くしまい込んである

服ならさっきガソリンスタンドに置いてきた 襟付きのナンバープレート

グリコのネオンよろしく退屈すぎた一日に別れを告げる

そろそろ答えが欲しいんだ 子供騙しの嘘ならもう要らない

とっておきの僕の秘密と交換しよう

人生の怒りをあらわにして汗を流すなんて

最低の仕事

悩むって悪い事ばかりじゃないさ

キミの望む狂気が過ぎ去った後も

この手に感触だけは残っている

発売日:2006-11-08

歌手:髭(HiGE)

作詞:須藤寿

作曲:須藤寿