雨の土曜日-サニーデイ・サービス

放たれる矢のようにこぼれ落ちたしずくが

ぼくを突き刺したらそれが始まり

鳥はすぐに街の上を飛び去ってどこかへ

高層ビルの窓が輝き出す頃は

いつもとはちょっと違うこんな雨の夕方に

そっぽ向いた空を見上げ何を待つ

傘をささずに歩こう 長い髪濡らしたままで

雨のにおいだけがぼくをつつむ

きみがどこにいるのか考えなくてすむように

青白くけぶった街並みへと向う

いつもとはちょっと違うこんな雨の土曜日に

そっぽ向いた空を見上げ何想う

いつかどこかで聞いた哀しい話しのように

恋人が去って涙してそれでおしまい

水たまりに映った自分の顔をじっと見つめて

青白くけぶった街並みへと向う

いつもとはちょっと違うこんな雨の土曜日に

そっぽ向いた空を見上げ何を待つ

発売日:2001-05-23

歌手:サニーデイ・サービス

作詞:曽我部恵一

作曲:曽我部恵一