HERO-tacica

大胆に転べるスニーカー

爪先で堪える反動

大事なモノが失くなった

泣いたりしないんだ

中傷で破れるジーンズが

解れるから零れ落ちた

簡単に手放せたって

忘れられないで

傷だらけのネジを巻いて

球体へと手を伸ばした

涙で描かれたヒーロー

僕等を守って

降るイメージによってのエンジンで

廻す手は緩められないが

胸の最上階では機械音通りに

心地好く踊れるんだ

私利私欲に出来た機関銃じゃ

撃ち抜ける不安はない

なのにヒーローさえ辿り着けない

場所まで築き上げたんだ

そうだろう

何時になったらさ

地球儀上に描いたキミは

僕等に気付いてくれるの

何時になってもさ

唯一 僕の胸に届く声は

聞こえそうにない

キミは今日も明日も

そのずっと前の昨日でも

「地球は空一つない世界」と云うけど

せめて僕の奥では

縦横無尽にいつでも

空を飛んでくれよ

立ち止まる日の中心で

廻す手は緩められなくて

胸で大合唱する機械音にだって

心地好くは居られないんだ

キミの価値や僕の未来の為

撃ち落す不安はなに?

「雨が降り出したら又、次回を待って。」

なんて言葉 聞こえるんだ

僕等どう綺麗に歩いたって

自分まで騙し切れないで

ネジを巻き過ぎたら ほら機械音なんて

すぐ胸を見放すもんだ

光を失くした機関銃じゃ

撃ち出せる答えはない

声をヒーローまで届けようと願えば

0から築けそうだ何度も

大胆に転べるスニーカー

中傷で破れるジーンズが

傷だらけのネジを巻いて

描き出す ヒーロー

発売日:2008-10-01

歌手:tacica

作詞:猪狩翔一

作曲:tacica