終わらないレース-杉山清貴

傷ついた友だちの肩に 腕をまわし

励まし合った あの夏

友情のためなら すべてを犠牲にして 走りだした頃

覚えているだろうか 君は今も

大人になるために 捨てたものを

終わらない 僕たちのレース

夢は まだ 陽炎の果てにある

とじこめた かすかな胸のときめき

解き放したら 走りだせるさ

もう一度 国道のひび割れたすきま

風にゆれて 夏草が空へ伸びる

それは ただ まばらに続いた

答えのない 遠い道しるべ

思いだせるだろうか あのにおいを

愛し方も知らず 愛した日を

終わらない 僕たちのレース

夢は まだ 約束の場所にある

別々に あの時 描いたゴール

きっと誰かに きっとみんなに 追いつける

覚えているだろうか 君は今も

終わらない 僕たちのレース

夢は まだ 陽炎の果てにある

とじこめた かすかな胸のときめき

解き放したら 走りだせるさ

終わらない ただ一度だけのレース

きっと誰かに きっとみんなに 追いつける

発売日:1998-10-25

歌手:杉山清貴

作詞:田口俊

作曲:杉山清貴