メル-THE BOYS&GIRLS

橋を渡ったところの歩道橋すり抜けたら

その先で無意識に僕は赤を狙うだろう

夕方には向こうから西日が照らした おとぎ話は序盤

溶け出した三月にハンドル取られながらゆっくりとブレーキをかける

ひとり見上げて黒い横文字に

「また来るよ」なんて交差点に残す

なんでもいいから僕らに似合うような

止まることに微笑んでくれるような

怖い夢はすぐ消してくれるような

メル、そんな花はないだろうか

このままずっとここにいれるような

あの傷だらけの両手のような

そっと名前を呼んでくれるような

メル、一輪だけでいいから

なんでこんな風になっちまったんだろうな

嬉しそうに笑ってた 楽しそうにはしゃいでた

あの夜のような歌を歌えなくてもいいかな

遠くの街にきっといるんだよな

この街のどこかにいるんだよな

どうしようもない夜に枯れた歌を知ってる人

メル、教えてよ

このままずっとここにいれるような

今からまた頑張っていけるような

例えるならばあの人の歌のような

メル、一輪だけでいいから

メル、一輪だけでいいから

メル、一輪だけでいいから

発売日:2015-04-22

歌手:THE BOYS&GIRLS

作詞:ワタナベシンゴ

作曲:ワタナベシンゴ