鳩-小柳ルミ子

冷たくされて 今は飽きられ

あなたのことを恨めば

淋しい女性 どこにもいると

人は笑うだけ

傷つくことが 愛だと知って

すべてを水に逃がせば

死にたいなんて 愚かなことと

きっと解るはず

あなたの青空を 飛んでた

一羽の鳩が いたよと

胸の奥に いいきかせて

慕情をたちきれば

いつか そうね いい日も来る

黄昏の この裏窓に

心走らせ 髪を乱して

あなたの腕にすがれば

嫌われるより みじめになると

人は止めるだけ

涙がいつも 人生ならば

この世はすべて寂しい

幸福だけで 生きてることは

きっと出来なくて

あなたの青空に 溺れた

悲しい鳩が いたよと

話し相手 誰かいたら

別れ歌唄うけど

泣きだしたら ひとりがいい

黄昏の この都会は

胸の奥に いいきかせて

慕情をたちきれば

いつか そうね いい日も来る

黄昏の この裏窓に

黄昏の この裏窓に

発売日:1998-05-21

歌手:小柳ルミ子

作詞:荒木とよひさ

作曲:三木たかし