埠頭を渡る風-稲垣潤一 Duet with EPO

青いとばりが 道の果てに続いてる

悲しい夜は 私をとなりに乗せて

街の灯りは遠くなびく ほうき星

何もいわずに 私のそばにいて

埠頭を渡る風を見たのは

いつか二人が ただの友達だった日ね

今のあなたは ひとり傷つき

忘れた景色探しに ここへ来たの

もうそれ以上

もうそれ以上

やさしくなんて しなくていいのよ

いつでも強がる姿 うそになる

セメント積んだ 倉庫のかげで

ひざをかかえる あなたは急に幼い

だから短い キスをあげるよ

それは失くした 写真にするみたいに

もうそれ以上

もうそれ以上

やさしくなんて しなくていいのよ

いつでも強がる姿 好きだから

白いと息が 闇の中へ消えてゆく

こごえる夜は 私をとなりに乗せて

ゆるいカーブで あなたへたおれてみたら

何もきかずに 横顔で笑って

青いとばりが 道の果てに続いてる

悲しい夜は 私をとなりに乗せて

街の灯りは遠くなびく ほうき星

何もいわずに 私のそばにいて

発売日:2010-09-29

歌手:稲垣潤一 Duet with EPO

作詞:荒井由実

作曲:荒井由実