茜-長瀬実夕

暖かい光がそそぐ 目を綴じれば

大きすぎる愛に包まれ笑えてた

思い出はキリがない程 胸の中で

差す太陽(ひ)の低さが春を告げる

記憶には残ってないけど 私を腕に

5月の出会いにママは泣いた

公園,ベンチ,夕暮れのバス停

少しずつ大人になった

“あたりまえ”をこんなにも愛しく思う

誰かがいつでもくれたやさしさ抱いて

今日まで私が歩んだ道すべてが 茜に灯る

振り向けばいつでもそこに 灯る愛は

見守る温もり強さになる

つまずいた私に伸ばした手

『馬鹿ね。』って寄り添って 家路を辿る

“あたりまえ”をこんなにも愛しく思う

誰かがいつでもくれたやさしさ抱いて

10年先も微笑みたやさぬように 喜ぶよう

フィルムに刻まれた季節のかけらが

何気ない日常を鮮やかに色彩り

今日から私が歩む道すべてを 茜に灯していく

発売日:2008-05-21

歌手:長瀬実夕

作詞:長瀬実夕

作曲:長瀬実夕・空エス