土曜日、ゆずらない私-藤田麻衣子

土曜日の街

とりあえず待ち合わせたけど

昨日からのケンカが

今日もまだくすぶってる

手を繋いでくれたら

素直に話せるのに

どんどん先に行っちゃうし

引っ張っても一度

見てまた歩いてく

頭にきて方向を変えて

入ったビルのエスカレーター

一人上がり 二階のベンチに

座ってもう動かない

七階まであるフロア

動いたら出会えない

動かなくても結局

君が来ないと出会えない

過ぎていくだけの

本当無駄な時間

君が言いそうな事は

もう予想がつくよ

「勝手に離れたくせに

なんで迎えに行かなきゃ

いけないんだよ」でしょ

いつも君は

その通り過ぎて

夢がないことしか言わない

気付いてほしい女心など

全<わかってないの

どうして追いかけて

きてくれないの

私から手を離そうが

後ろに歩こうがそこはさぁ

好きなら追いかけて

きてはしいんだよ

あの時はまだ出会った

ばかりだったけど

その瞳の奥に吸い込まれて

この人だって思ったの

間違ってたのかなぁ

私あきらめたくない

だから絶対動かない

壁にもたれてふて腐れて

足元を見てたら

私の前に立ち止まった

たった一人の人

来てくれたのもう離れない

二人仲直りのはすが

あれまだ怒ってるの

顔に出てるよ

本当に君は難しい人

思い通りにはいかないのに

君じゃなきゃ

だめなのはどうしてだろう

土曜日はこれから

早く機嫌直して

土曜日はこれから

あぁ笑ってくれた

発売日:2010-01-13

歌手:藤田麻衣子

作詞:藤田麻衣子

作曲:藤田麻衣子