グライダー-Plastic Tree

正午を少し過ぎた、暑い午後。

「カルピスが飲みたいな。」焦がれる僕を乗せて、

自転車はカラカラと走ってく。

夏が消えかけてる、止まってる噴水を回ったら

ヒンヤリ気持ち良くて、ないはずの水滴を数えてた。

誰かと話したいな。キズいたらキズついていくって事。

携帯は電池切れだぁ。

あきらめて踏み込んで、ディレイかけた。

なんとなく浮かんでるような、そんな気分。

まるでグライダー。

センチメンタル、感じながら飛んでくよ。

僕はグライダー。

錯覚はすぐに覚めるけど。

錯覚はすぐに覚めるけど。

なんとなく浮かんでるような、そんな気分。

まるでグライダー。

センチメンタル、感じながら飛んでくよ。

僕はグライダー。

そっちまで行くから。そっちまで行くから。

こんな風に、ほら。こんな風に、ほら―――。

変な夢、見ては自嘲気味。

笑う、笑う、笑う。

発売日:2002-09-21

歌手:Plastic Tree

作詞:有村竜太朗

作曲:ナカヤマアキラ