思い出が手を振る-海援隊

電話の向うの君は

さよなら だけを言う

とぎれ とぎれの言葉が

胸につき刺さる

庭に小さな花が

咲いたということしか

言えない僕の声は

涙でつまる

生きてゆくことが

お祭りみたいに 楽しかった

あの思い出達が

遠くで手を振る 遠くで手を振る

アルバムの中で笑う

君に夏の日射し

寄り添うだけの僕も

夢に燃えていた

過ぎた悲しみだけが

きれいに見えるのは

きっと 涙のせいで

キラキラ 光るから

生きてゆくことが

お祭りみたいに 楽しかった

あの思い出達が

遠くで手を振る 遠くで手を振る

夜ふけにひとり描く

君の横顔を

いくら かきなおしても

他人の様です

生きてゆくことが

お祭りみたいに 楽しかった

あの思い出達が

遠くで手を振る 遠くで手を振る

発売日:2002-12-04

歌手:海援隊

作詞:武田鉄矢

作曲:中牟田俊男・堀内孝雄