ぞうきん-BAKU

新学期になり2日ほどして先生が言った

明日必ずぞうきん1枚持ってきなさいと

それがわかった時から古いタオルのぼくらは

誰があした縫われてしまうかおびえてる

ぼくらの中で1番タオル歴が古いのは

株式会社海山商事粗品タオルさん

もうかれこれ1、2年みんなの手をふき足をふき

タオル生命あしたまで

ぼくの体はもうボロボロであとはぞうきんとして働くだけ

あんまりひどくしぼるなよ ぼくの体がよじれて切れる

ある日クラスの斉藤君が牛乳こぼした

ぼくの出番がやってきたんださぁふいてやるよ

でも牛乳吸いとるとぼくの体はくさくなる

二度と取れないこのニオイ

ぼくの体は牛乳くさいまわりのみんなはぼくを嫌っていく

ふんだりけったりしないであーおうちに帰りたい

どうせぼくたちはぞうきん ぞうきん

あしたになったら ゴミ箱行きかも

いつまでたってもぞうきん ぞうきん

もうイヤだー

ぼくの体はもうボロボロであとはぞうきんとして働くだけ

あんまりひどくしぼるなよ ぼくの体がよじれて切れる

ぼくの体は牛乳くさいまわりのみんなはぼくを嫌っていく

ふんだりけったりしないであーおうちに帰りたい

発売日:1996-12-21

歌手:BAKU

作詞:車谷浩司

作曲:車谷浩司