非情の街-サンタラ

「あの街を覚えているかって?

さぁな、ずいぶん昔のことだ。

いられなくなったのよ。

トラブル起こしちまってね。

おいらもまだ若かった。

まだ…

ちょうどあんたくらいの年だったかな。

あれからずっと流れ者よ…。

そうかい。

あんた…

あの街へ行ったのかい。」

偽物の赤い石

胸に光らせている

テーブルの小説はずっと閉じられたままに

サルビアの横に立ち

遠くを見つめている

旅人の作り話まだ信じているままに

この街はいつからか

太陽ばかりが強くなり

乾いた風が通り抜けて

誰かの夢の色を盗む

「This is a news breakin' out.

The early morning of 23rd, on the street of Los Almos.

A new information has been disclosed on the case of man murdered.

The midnight of 22nd, a local male who was meeting his wife,

is known missing.

The male is approximately 5 foot 8 tall, and has brown eyes and hair.

He called himself “Jack”, but his real name is unknown.」

どうかここから連れ出して

私が化石になる前に

乾いた風が通り抜けて

誰かの言葉をかき消した

歌手:サンタラ

作詞:田村キョウコ

作曲:砂田和俊・田村キョウコ