りんご飴-MAGIC OF LiFE

夕方五時のチャイムが鳴り響く部屋オレンジ色

はにかむあなたを一人占めしてる

祭り囃子が遠くで僕らを手招きしてる

行きましょうかなんて不慣れに照れ隠す

夜を彩り賑わう夏はざわつく胸の奥

提灯に頬を染めて

りんご飴を頬張ってる

こんなに似合うりんご飴も笑みもない

二荒山神社の奥

暗がりに力を借りて

怖がるあなたの手を初めて握る

あなたは僕の言葉を待ってる

僕はあなたの言葉を待っている

最高感度のフィルムも写せない

あなたの柔らかい体温 匂い 愛しさ

誰にも聞こえない鼓動が時間を止める

重ねる唇に残した 写せない今を

りんご飴の味がするって笑う

制服姿のセピア色の声

甘酸っぱい時間が溶けていく

もうもったいないから戻せなくていい

誰にも見えない写せない瞬間が

僕だけの目に写る 身体中記憶される

最高感度のフィルムも写せない

あなたの柔らかい体温 匂い 愛しさ

誰にも聞こえない鼓動が時間を止める

重ねる唇に残した 写せないあなたを

発売日:2015-03-25

歌手:MAGIC OF LiFE

作詞:高津戸信幸

作曲:高津戸信幸