朝焼けのサガポー-小椋佳

ゆうべのワインの

飲み過ぎのせいじゃなく

孤独な 旅先の 人恋しさじゃなく

海の向こう ぼんやり異国の岸辺

光立つ朝焼けに今 君を想う

君の眼 その眉 微笑み その愛

島囲む海は今 波ひとつ立てず

今日一日中 何ひとつすまい

恵み少ない岩山に 健気に立つ

残り木の気高さに今 君を想う

君の手 その指 温もり その愛

サガポー 変わらない愛や

終わらない愛は 誓えないけれど

サガポー 左手にアガペー

右手にはエロス

君に微睡む時

巷の出来事の あれこれは勿論

何が嘘か本当か 事の善し悪し

それら全てがどうでもいい時もある

光立つ朝焼けに今 君を想う

その髪 その胸 安らぎ その愛

永遠に 変わらない愛や

終わらない愛を 信じられそうな

遠く 無限の大空

わしづかみ気分 君に微睡む時

サガポー 変わらない愛や

終わらない愛は 誓えないけれど

サガポー 左手にアガペー

右手にはエロス

君に微睡む時

発売日:1994-07-25

歌手:小椋佳

作詞:小椋佳

作曲:小椋佳