夢路の果て-climbgrow

きっと僕達は夢を見た 馬鹿なままでさ

あの空が焦げたのが帰る合図だった

ぼくらは

空を飛びたいと願ってた あの飛行士は今何してるんだろう

下手くそな歌を歌ってた あのシンガーはどこへいったんだろう

空回りをした相槌を打つようになって

僕の心は腐っていく気がしたんだ

優しくなれる事で許せる風になっただけ

嘘で塗り固めた

きっと僕達は夢を見た あの時はさ

何者にもなれると信じ疑わなかった

ぼくらは

諦めることも諦めた この夢だけは捨てられずに持っていた

下手くそな歌を歌ってた あのシンガーに胸を張れるようにと

馬鹿を見るたびに 結果だけを追う様になって

自分を殺している実感も無かった

夢中になれる事で気付かないフリをしていた

本当の気持ちを

きっと僕達は夢を見た 馬鹿なままでいい

風の中を無我夢中で 君を探していた

あの頃思い出した僕等は

鮮明に写る現実に

熱が冷めて 折れてしまいそうになるんだ

まだみたい 過去の光は

また明日を 先を照らした

実らない想い しけた生活の中 暮らしているけど

幸せとは言い切れぬ 人生を変える時だ

僕等は息をして生きていく

ずっと僕達は同じ夢を見てるみたいだ

焦げた空を飛ぶ飛行機

日比谷で歌うシンガー

僕等はぼくらは夢の中

踏み出したぼくらは僕等は

発売日:2021-09-06

歌手:climbgrow

作詞:杉野泰誠・近藤和嗣

作曲:杉野泰誠