青春のヴィジョン-浜田省吾

何ひとつ守るべきものは無いと感じる

ひとりの凍えそうな夜には

見知らぬ町の夜景がひろがる

ホテルの開かぬ窓 こわしたくなる

スポットライトに手をかざしながら

ここまで来たけど

夢見たはずの明日は

ただ今日になるだけ

僕はどこへ行こうとしてたんだ

疲れ果てた でもまだ眠れない

もうこれ以上 走れないよ

そう叫びながら −走り続けてる

心の中に描いた僕の人生へのヴィジョン

片手でかばながら今日も

時には道化師 時には優しい男を

演じる まるでゲームのように

悲しみを ふりほどこうと

夜の町 飛び出せば

過ぎた日々 買い戻そうと

さまよう人と すれ違う

僕は何を欲しがってるんだ

手にしたもの 日毎 色あせてく

もうこれ以上 走れないよ

そう叫びながら −走り続けてる

発売日:1990-06-21

歌手:浜田省吾

作詞:浜田省吾

作曲:浜田省吾