夢見るバンドワゴン-andymori

僕らはまだまだブルースを歌いながら

遠い街まで高速を飛ばしていく

黒ずんだ狼の怪しい瞳を

まだあどけない笑顔に乗せて

そしてめくるめく季節の風に乗り込んで

ひとしずくの光に肌色の恋をする

心無い罵声を浴びることもあるけれど

途切れることのない情熱を連れていく

空 いっぱいの空 忘れたはずのメロディー

君が手を振ってくれたこと

夢見る丘に立ち 生まれた街を見下ろし

ちょっと黄昏の風に吹かれて

しかしあいかわらずブルースは続いている

時としてくだらないユーモアを交えつつ

後戻りできない恥や悲しい出来事

突然の嵐に我を見失いながら

雲 追いかける雲 夕焼け色に染まる

流れゆく姿は僕らのよう

すすき揺れる高原 ひたむきに明日のために

ぼんやりと燃える太陽の下で

夜 満天の星 またたく時の中で

訪れた沈黙とレクイエム

止まない雨に打たれ 再び朝を迎え

少しくたびれた寝ぼけ眼で

空 いっぱいの空 騒ぎ始めるメロディー

君がそばにいてくれたこと

輝く渚 舞い上がる砂の向こうに

いつも憧れを胸に抱いて

発売日:2013-06-26

歌手:andymori

作詞:小山田壮平

作曲:小山田壮平