赤を塗って-SUPER BEAVER

泣きたい時にいつだって 夕暮れ時だとは限らない

大体いつも一人だけ 浮いているような気がする

ガラスの靴も履けなければ 悲劇のヒロインにもなりきれず

村人A か Bあたり か弱いセリフなんてない

チヤホヤされたいわけではない

ただ一人だけでいい

大切にされているという 実感が欲しいの

寂しいなんて 言わないから 二人でいるときは 私だけを見て

追いかけないし 待ってるから 別れ際にせめて キスくらいはして

会いたいなんて 言えないから こっちが消えてしまおうと思うけど

「会いたい」なんて気まぐれで 村人A は また期待しちゃう

ため息を一つ つきながら 口許 赤を塗って

幸せじゃないけど 不幸でもない

実は今に浸っている

本当のところ 主人公と思っちゃってるの

寂しいなんて 言わないから 二人でいるときは 私だけを見て

追いかけないし 待ってるから 別れ際にせめて キスくらいはして

会いたいなんて 言えないから こっちが消えてしまおうと思うけど

「会いたい」なんて気まぐれで 村人A は 主人公になる

ため息を一つ つきながら 指先使って たまには気のない

フリとかしちゃって

夕暮れ時なら 涙を浮かべて

もう少し このままでいいかと 笑う

笑えてるうちは まだこっちのもんだ

強気に 赤を塗って

発売日:2016-06-01

歌手:SUPER BEAVER

作詞:柳沢亮太

作曲:柳沢亮太