Unseasonable Shore-松田聖子

人気ない海沿いの道 ひとり車走らせる

冷たい潮風うけても

頬をつたう涙乾かない

あの夏のこの坂道で

車降りてかけ出した

強がり たたずむわたしの

背中ごしにあなたがいた

走り過ぎた 君も僕も

この砂浜みたいだね

傷つけても 波に消える

ふたりの この恋みたいだね

哀しみも 想い出も 涙も 消えていくの

Unseasonable Shore

いくつもの 夏の想い出

この海岸に 眠ってる

眩しく無邪気な瞳で

夢を語るあなたがいた

いつかきっと君をつれて

水平線の向こうまで

夕陽がほら 波に溶ける

ふたりの ステージみたいだね

幸せも 想い出も 波間に 沈んでゆくの

Unseasonable Shore

ねぇ海はなぜ 沢山想い出くれるの

ねぇ人はなぜ 哀しみを捨てに来るの

私は今 風にのって

大空へとはばたくの

カモメたちが 翼ひろげ

てまねきをしてるみたいだね

哀しみも 想い出も 涙も ここに残して…

Unseasonable Shore

発売日:2000-06-14

歌手:松田聖子

作詞:吉法師

作曲:Ryo Ogura