ブランコからおりて-nangi

ブランコの上で足が地面に届かないな。

おもいっきりこいだけど、あの空にも届かないな。

どっちにも行けないことを誰かのせいにして逃げたって、

変わるものなど何もないや。

ここには私が描いた世界が確かにあったのに。

あの空に憧れてしまった。色褪せてしまった。大切な日常。

そして、どこにも行けない私は宙吊りの夢から覚めないまま。

カラフルな色したベンチ、よく見れば古びている。

まるで今の私をそのまま映したみたい。

あっちにはキレイな青の新しいベンチが出来ていた。

憧ればかり追いかけてる。

ここには私のこの手で必死につかんだ今がある

ふと思い出してみたら辛くって、こんなにも愛しかった。ちっぽけなプライド。

そして迷いを飛ばした私は、ブランコからおりて前を向いた。

ここには私が描いた世界が確かにあるはずで…。

ふと思い出してみたら辛くって、こんなにも愛しかった。ちっぽけなプライド。

そして迷いを飛ばした私は、ブランコからおりて前を向いた。

そして、どこにも行けない私は宙吊りの夢から目覚めるのさ。

発売日:2010-09-15

歌手:nangi

作詞:nangi

作曲:nangi